【doctor blog】サルコペニア2

By | 2014/09/29
前回は「サルコペニアの定義」を中心にお話ししました。

では今回からは、サルコペニアに対して「どうやって対処、どうやって治療していくか」の話を致します。

で、ソコを伝えるためには、サルコペニアを原因別に分類することが大事になってきます。

一言でサルコペニアといっても原因は さまざま で、それにより対処法が異なるんですね。。。

 

~サルコペニアの原因別分類~

原発性サルコペニア:加齢の影響のみで活動や栄養、疾患の影響なし

二次性サルコペニア

a)活動によるサルコペニア:廃用性筋萎縮、無気力 (※1)

b)栄養によるサルコペニア:飢餓、エネルギー摂取不足 (※2)

c~e)疾患によるサルコペニア

c)侵襲:急性疾患・炎症(手術、外傷、熱傷、急性感染症) (※3)

d)悪液質:慢性疾患、癌、心/腎/呼吸/肝不全、膠原病、感染症 (※4)

 e)原疾患:筋萎縮性側索硬化症、多発性筋炎、甲状腺機能亢進症など

※1:意味としては廃用症候群。
廃用(=筋肉を長期間使わなかったこと)により筋肉量は1日0.5%減少し、筋力は0.3%~4.2%減少する。
※2:「飢餓」によるサルコペニア。典型例は「神経性食思不振症」
※3:各“侵襲”は「急性炎症」であり、その進行具合・段階により下記に分類される。
「傷害期」:一時的に代謝が低下する時期
⇒「異化期」:代謝が亢進して骨格筋の分解が著明になる時期
⇒「同化期」:骨格筋や脂肪を合成される時期
※4:今まで「悪液質」というと癌の末期と解釈されてきたが、最近では慢性感染症(結核、AIDS)、慢性心不全、慢性腎不全、慢性呼吸不全、慢性肝不全のどれを有し12か月で5%以上の体重減少を認めることを意味する。また体重減少がないにしても、筋力の低下、疲労、食思不振、除脂肪数の低下やその他諸々の検査データから判断されることもあり。

 

意外と多くに分類されちゃいますね。。

 

前回もお話ししましたが、これに対して従来の「薬だけ」でなく、、、

「食事」

「運動」

「精神」(←今回はあまり関係ないです。)

これらを巻き込んだやり方で「加齢による身体の衰え」を予防していく、対処していく!!

 

じゃあ・・どうやって??って話は・・・

 

次回で。

(次回結構内容量多くなりますもので・・・。)